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土曜の朝、TVでチャン・ツィイーのデビュー作「初恋のきた道」を観た。 都会からやってきた若い教師と村の少女の純愛物語。 二人の間を引き裂く文化大革命の波。 まるでアンドリュー・ワイエスの絵を見ているような、美しい中国華北の風景。 来る日も来る日も町へと続く一本道で、愛する人を待ち続ける少女。 恋愛ものでは絶対眠ってしまうおじさんが、久しぶりにボロボロと涙した。 ヒゲも剃らずにパジャマのままで。 この映画、絵画的な映像の構図が素晴らしい。 しかしなんと言っても最大の魅力は、チャン・ツィイーの初々しさである。 通常であれば回想する過去のシーンがモノクロだが、 この映画、現代をモノクロにし過去をカラーにしているところが面白い。 彼女を引き立たせるための手段だとしたら、大成功。 彼女が着る鮮やかな洋服の赤がいつまでも印象強く残っている。 DVDを借りても、また観たい映画。
by anpanpapa
| 2013-02-11 18:21
| 映画
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Comments(2)
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by
ちづる
at 2013-02-13 09:43
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チャン・ツィイー 残念ながら知りません。
「初恋のきた道」 おじさんを泣かせるほどの名画なのですね。 機会があったら借りて観てみたいと思います。 隣市まで行かないとレンタル屋さんが無いんです(笑) 「髭も剃らずパジャマのままで・・・」 なんか想像したら可笑しくなりました。 可愛いおじさま! (爆) 年をとると涙腺が緩くなるのは一緒ですね。 写真をみて。 やはりそちらのほうが降り積もってますね。
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Commented
by
anpanpapa
at 2013-02-13 21:09
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渚生(しょう)くんは「早く夏が来ればイイな」と、毎日云っています。
わたしは、夏でなくてもイイから早く春になればと心待ちしてます。
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