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母の13回忌を姉兄弟だけで行った。 照りつける日射しで触れないほど熱くなった墓石。 母が亡くなったときと同じで、今夏も暑い。 朝一番で東京を発つ筈の次兄から、 京王線の事故で遅れると連絡があった。 御住職に頼んで法要を30分遅くして貰った。 次兄夫婦抜きで昼食をとっていたら、 今度は携帯があの地震警報をけたたましく鳴らした。 揺れは思ったほどではなかったが、 新幹線の停止で「兄は無理だな」と思った。 意識して予定時刻ぎりぎりにお寺に入ったところに、 「今、タクシーで向かっている」 兄から連絡が入り寸でのところで間に合った。 「いつ帰るのか」 故郷へ久し振りに帰ると必ず母は聞いた。 本当は「いつまでも居て欲しい」と言いたかったのだろうが、 着いた途端に帰る話をされて言われる度に私は不機嫌になった。 生きていれば96歳の母は、 今日はそんな言葉も掛けられなかったに違いない。 何せ、次兄夫婦が故郷に滞在した時間、 たったの1時間だった。
by anpanpapa
| 2011-07-25 18:50
| 家族(父母兄弟)
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