IE9ピン留め

片付け


暮らしの引き算。

「あることの充実感より、ないことの開放感のほうがずっと良い」

教えられることの多い石黒智子さんのことばだが、
見渡せばものに溢れた我が住まい。

休日の週末土曜に、人事異動に伴うデスク整理のため出勤。
やはり同じような境遇の職員二人が出ていた。
広いフロアで三人の男が黙々と行う片付け作業。

一番多いのが会議資料、その次が学会誌。
本棚の本と同じで、一度読んだものをまた開くことは滅多にない。

「あることの安心感で動かないより、ないことの不安感で動き始める方が良い」
と、思うことにした。
結局、9割を処分し残ったのが1割。

これで新しい部署に移るに相応しい身軽さになった。

# by anpanpapa | 2012-01-29 18:31 | Comments(0)

つめ月


助手席のチャイルドシートに座った孫の渚生(しょう)くん。

夜空を指さし
「つめ!」
見上げると、西の方角に細い三日月が。

数日前、伸びていた手の爪を切ってあげた。
ホントだ、爪に見える。
何度もみていたら、逆さまにした渚生くんの細い目に見えた。

先日は車で走っていたら
「忍者だ!ニンジャ」
振り向いて見ると、そこには鳥居があった。

とことん癒される。

# by anpanpapa | 2012-01-29 09:30 | Comments(0)

秋田音頭


前時忘れざるは後時の師。

過去を振り返り、現在の状況に照らしながら未来を予測し、最善の行動をとる。
私たちの日常は、意識しなくともこのような行動をとっている。
つまり普段から経験を糧にして生きている。

それでは予期せぬ場面、いわゆる想定外の事態に遭遇したときはどうであろうか。

うろたえるばかりで何もできなかった大震災。
しかし、助け合う経験の中から人の繋がりの大切さを改めて学んだ。

今回、我が職場は秋田県の仲間に助けられた。
その仲間が、今度は「災害にあったらお互いが支援し合おうよ」と、
北海道東北の同業団体に呼び掛けた。
声がかかった10機関全部が加わり、災害時支援協定を結ぶことになった。

人は忘れやすい生きものだから、
忘れない工夫をすれば良い。
垣根が高くて隣りが見えなかったら、
低く刈り取れば良い。

人を惹く不思議な力を持った秋田音頭の響きが、海、山を越えて拡がった。
ありがとう、秋田さん。

# by anpanpapa | 2012-01-25 08:40 | Comments(0)

座りだこ


亡き母には「座りだこ」があった。

両足の甲に、まるで十円玉が張り付いたように固くなっていた。
膝を折って床に座ることの多かった昭和の産物か。

妻に訊いてみたところ、母とほぼ同年代の義母にはなかったそうだ。
勿論、彼女にもない。
妻の育った北海道は椅子に座る生活が主流。
だから、時代と言うよりは生活様式の産物か。

ニュースによると、妻の生まれた旭川20日の最低気温がマイナス30度だったようだ。
大寒の21日、盛岡の最低気温がマイナス2度だから、その差なんと28度。
暖かい盛岡、となる。

それでも寒くて外に出掛けずソファーに横になってテレビを観ていたら、
孫がひび割れた私の踵を不思議そうに触っていた。

こちらは「座りだこ」と違って、時代も生活様式も関係ない。
ただの手入れ不足。

# by anpanpapa | 2012-01-22 20:44 | Comments(0)

意識下


「大丈夫ですか?」

出勤してすぐ、職員がわざわざ私のデスクまで来て心配そうな顔で言った。
ひげの剃り残しがあったか、歯みがき粉がついているのか、
にわかに心配になった。

「何?」と訊いたら。
「夕べ、血だらけになっている夢を見たので…」と。

何とも気味の悪い話しだが、他意のないことは良く分かっている。
以前、私が人事異動で新しい部署に移って間もなくの頃。
業務もスタッフも掌握出来ず組織の方向性も示せず、
自分さえも見失いそうになったときがある。

そんな時、一通の社内メールが届いた。
「いつも頑張っている姿に勇気づけられています。真っ直ぐに進んで下さい」
激励するされるの上下関係が、普通とは逆だ。
しかしこの一通のメールに私は救われた。
間もなくいつもの自分を取り戻し、何とか壁を越えることが出来た。

実は、昨年の暮れに分野の違う部署への異動が私に内示された。
定年まで残すところ一年余りの発令に、正直多少の戸惑いを覚えた。
おそらく私以上に「大丈夫だろうか」という想いが職員の意識下で生まれ、
それが夢となったのではないだろうか。

いつまでも部下に心配を掛ける自分の未熟さを反省し、
同時にいつも気遣ってくれる理解者がいることに感謝したい。

# by anpanpapa | 2012-01-15 20:48 | Comments(0)

名前


「すみませんが、奥様を」

我が妻の声は低音のためか、電話でよく男性に間違わられる。
本人が出ているので暫くは沈黙し、大抵は「あいにく出掛けております」。
間違われるのは声だけでなく、ときには名前も。
「好永」と書いてヨシエと読むのだが、
あまり見かけないのでヨシナガと読んでしまうのだろうか。

さて、ラジオで“名前は親から子への最初のメッセージ"と流れていたので、
軽々しくは話題に出来ない人の「名前」。

今朝の朝刊おくやみ欄。
トップは“バカヤロー解散"の首相と同姓同名だった。
生前は、幾度も結びつけられたに違いない。

昨日、家族で買い物に出掛けたときの出来事。
前を行く宅配車両に表示してある運転手名を見たら「真央」。
そう、最近ジャンプは不調だけど相変わらず笑顔が可愛い、あの「真央ちゃん」。
勿論、急いで次の信号で横に並んだ。
「うひょっ、男。しかもヒゲの濃い」
珍しく高音域の声で妻が言った。
真央ちゃんにはヒゲがないので、後半のレポートは余計。

注目度と知名度は、暫く高値安定が予測される運転手さん。

# by anpanpapa | 2012-01-15 20:45 | Comments(0)

情報


情報化社会で人権を守るための五つの心得。
TBS報道局の杉尾秀哉氏が上げる。

人の多様性を認め合う。
相手の立場で考える。
先入観やステレオタイプを止める。
主体的な判断をする。
間違ったら謝罪し二度と繰り返さない努力をする。

更に加えて。
誰もが情報発信者となるので、責任をもって発信する。
受け手は情報を鵜呑みにしないで、一つの考え方として捉える。

風評に惑わされずに「正しく怖がる」と言われている原発だが、
これも同じことだ。

どちらも言葉では分かるが、
自分のこととなるとそうは簡単には行かない。

私なりにもう一つ付け加えれば、
見聞きして得た情報を改めて文字にしてみること。
作業としては結構大変なことだが、
前述の五つもこの過程の中である程度は解決できる。
できると言うよりも、自ずと解決される。
文字にするということは、そういうことだ。

このブログも、そうありたいと思う。

# by anpanpapa | 2012-01-09 12:22 | Comments(0)

利休箸


ここずっと使っている津軽塗りの「利休箸」

次女が学生時代を過ごした弘前で見つけ、以来10年位はこれだけ。

千利休が茶懐石のために吉野杉を一膳一膳削って
客をもてなしたことからこう呼ばれている。
持ち手部分が細くなっていて持ちやすいのが特徴。

元々はお祝いやハレの日に使い、一回切りの使い捨てが基本。
そう言えば、少し値の張る割り箸にある形だ。

毎日使わないのは勿体ないこの「形」
それに「使い捨て」も勿体ない。
だから、津軽塗りには大賛成。

モノは自分だけ楽しんで他人に薦めるほうではないが、
この箸だけは兄や姉に送りつけている。

気に入ってくれていると思う、たぶん。

# by anpanpapa | 2012-01-03 22:20 | Comments(0)

謹賀新年


「心の中にいる龍」は経験を食べて成長するそうです。
少ない伸びしろを拡げられるよう、日々チャレンジしたいと思います。
本年もヨロシクお願いいたします。

# by anpanpapa | 2012-01-01 17:07 | Comments(0)

没頭する


仕事を忘れたとき、いい仕事ができる。

映画プロデューサーの鈴木敏夫の言葉だが、
これはその通りだ。

仕事中ぼぉっとすることはあっても、
仕事そのものに没頭することが少なくなった。

午睡中の孫が、寝ながら笑ってる。
羨ましい。

# by anpanpapa | 2011-12-28 12:37 | Comments(0)

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