
30年振りに学生時代の友人に偶然会った。
企業向け新年交賀会のパーティ席上。
一目見て分かって声を掛けたのだが、
彼は私の名刺と顔を何度か交互に見ながら暫く経って分かった。
二十歳の頃、同じ居酒屋の厨房でアルバイトをしていた仲間。
飄々とした物言いと性格は昔のまま。
吉田拓郎やNSPを聴いていたあの頃、
彼はロックバンドのドラムを叩いていた。
聞けば、今もたまに市内のジャズスポットに出ているとか。
「あいつも仙台でやっている」
ともう一人の友人の話しに及んだ。
その彼は、当時メジャーの世界に手を掛け始めた
フォークグループでベースを弾いていた。
卒業以来、会っていなかった。
仙台ベンチャーズと聞いてHPやYouTubeを見た。
いたいた、昔と変わらずこちらもすぐ分かった。
憧れのおやじバンドだ。
二人ともメタボでもなさそうだし、髪はふさふさ。
変わったのは私だけ。
近いうち一緒に飲もうと約束した。
青春の回顧、いや回帰になるのか。
写真のペン立ては職場で使っているもの。
これも学生時代からだから、35年以上の仲間。

会議の時間調整でドトールに。
それにしても。
スタッフ全員が変な鼻濁発声で応対するのは、
何とかならないものか。
ミャオミャオと、まるで猫の病院に来たみたいだ。
ミャオと言えば、中国貴州省のミャオ族。
マイ豆板醤を持ち歩くほどの激辛好き。
我が家に来訪したときもやはりそうだった。
簡単にミャオ族気分を味わえる食品を見つけた。
雑誌で知ったのだが、売り切れ店が出るほどの人気とか。
見た目は激辛。食べたら、やや辛。
桃屋さん、これはイイですよ。
オランダに居るミャオさんも、欲しがるだろうな。

「デパートって何でもあるかと思ってた」
地下の名店街売り場で偶然に会った同僚が言った。
彼女が探し求めていたのは、ヤカン。
お湯を沸かす、あのヤカン。
ない筈はないだろうと思って、
探しているのはどんなものかと聞いて合点。
「アルミ製の黄色いやつ」
「…」
「お酒の燗をつけたいの」
彼女、無類の上戸。
今どき何もそんな面倒しなくても、
スイッチ一つで簡単に燗はつけられるでしょうに。
と、思うのは下戸だからか。
今、デパートは売上げが落ちて窮地に陥っているようだ。
有楽町西武も閉店とか。
ネットショッピングの普及拡大が最大の理由。
それは当たり前のことだと思う。
ヤカンだろうが何でも安く早く手に入れられるのがネット。
ネットで出来ないのは試食くらい、と言うほど便利だ。
時代の変化に合わせた特徴や個性を打ち出せない者は、
消え行くしかないのか。
そう言えば。
ラグビーで故障選手が出て試合が中断したとき、
ベンチから駆けつけるスタッフが必ず手にしていたヤカン。
見かけなくなった。

長女の新居を訪ねた。
タクシーを待たせて僅か数分の滞在。
玄関でお土産を渡して、家の外観をデジカメで数枚パチリ。
実は、訪問予定の前日に家主夫婦が風邪でダウン。
“JR大人の休日"中の両親に感染させては申し訳ないと、
キャンセルして来た。
しかしこの大人達。
「折角買って来た南部煎餅を持ち帰るのは癪だ」と、
強行訪問を決行、押しかけだ。
途中、予告なしは幾らなんでもまずかろうと電話。
二人とも出ない。
が、こちらは既に中央線快速の車中で、もうすぐ目的地の八王子。
住所だけを頼りにタクシーに乗った。
近くまで行ってやっと電話が通じ、無事にご対面。
寝床から這い出てきた娘にお土産を渡して、ハイさようなら。
結局、気配りの細やかなご主人には会えず。
シャワーを浴びていたとか。あらあら。
「お風邪など引かないように」
と言っても既に引いていたんだ。

話題の映画「アバター」を観た。
確かに凄い映画。
スターウォーズやタイタニックを観たときの印象に似ている。
“どうやって作ったんだろう"という思いを持ちながらも
物語の展開に引き込まれ、あっという間の2時間41分。
テーマや物語の設定は
宮崎駿の「ラピュタ」や「もののけ姫」の世界。
と言うよりも、そのまま。
さて、3Dは。
ずっと以前、新宿タカシマヤの専用シアターで初めて観たとき
最後まで違和感は消えなかった。
今回は直ぐ消えた。
隣りのカップルは「ほらここにあるみたい」
と目の前に手を出していた。
二人が帰った後の足下は
興奮して散らかしたポップコーンで一杯だった。
第一級の娯楽作品「アバター」、おすすめ。

冬になると、庭の木に普段見かけない鳥が来る。
雀かと思って良く見るとホオジロだったり、
鳩かと思ったらツグミだったりする。
そんな渡り鳥ではないが、
妻が親戚の法事に出席するため海を渡った。
飛行場へ見送りに行ったところ、
これがまた鳥みたいに可愛い飛行機。
会社の倒産と安全は関係ないだろうけど、
「大丈夫?」と少し心配になった。
妻の出身地は北海道の旭川。
盛岡も冬の寒いところだが、その凄さは比ではないようだ。
「寒さで耳が痛い」と早速メールが来た。
妻が小学生の頃は朝の気温によって、
学校の登校時間が変わったそうだ。
「もっと低くなれ〜」
と一喜一憂していたとか。
俄には信じられないが、
ホントの話し。

暮れに次女からメールが送られてきた。
孫を写した動画。
「今年は大変お世話になりました。どうも。」
娘が言うのに合わせ、孫がペコンとお辞儀をした。
「はい、どうも有り難うございます。」
今度は、海老のように身体をたたみ深いお辞儀。
と同時に後退りしているのが何とも可愛い。
どうやら“どうも"はペコン。
“有り難うございます"は深々お辞儀となっているようだ。
お返しに“有り難うございます"
と同じことを私がやった動画を送った。
それを見た孫は、また深々とお辞儀をしたようだ。
これは躾がしっかり。
と言うよりはワンちゃんの「お手」みたいだ。
娘からは「年が明ける前に初日を拝んだ」と言われた。
孫に負けじと深々と頭を下げたので、
禿げた頭頂が眩しかったみたいだ。

明けましておめでとうございます。
元旦から雪かきに忙しい2010年です。
昨年の暮れは。
年賀状の作成が済んでいたから良かったものの、
またパソコンが故障しました。
大晦日は。
普段殆どテレビを見ない妻にチャンネルを紅白で独占されました。
お陰でスーザン・ボイルさんの美声が聴けました。
歌詞を間違ってばかしいたけど、永ちゃんもその気で歌ってました。
大したことではないですが、もう一つの収穫。
「いきものがたり」とばっかり思っていたが、
「いきものがかり」だったことが分かりました。
やはり大したことではないです。
ということで。
オチも洒落もない新年の幕開けですが、
本年もどうかよろしくお願いいたします。

大人の休日倶楽部。
JR東日本の販売促進を狙った会員制度。
一体何歳から大人と言ってるのかと思ったら、50歳以上。
50歳を過ぎたら大人と言うより、
人生も下り坂で退行化の一途だけど。
そんな大人へ
「大変ですね、ちょっと一休みを」
と優しい声を掛ける作戦か。
65歳以上には更に特典の大きい
ジパングというクラスも用意されている。
高齢者を前期や後期と言って分けるより、
よっぽど気が利いてはいる。
しかも薦めるのは舛添大臣ではなく、
こちらは団塊世代のシンデレラ吉永小百合だもンな。
ハイそうします、と直ぐ応えてしまいそう。
遅ればせながら、入会。
あと数年で毎日が休日になる大人。
まずは年明けに孫に会いに行こう。

仕事から帰った妻が、駐車場で車のドアに指を挟んだ。
右手人差し指の爪が黒くなっていた。
二、三日前から気温が下がり雪も降りだし、
本格的な冬が到来した盛岡。
そんなとき凍える手で屋外作業などをしていると、
ケガをし易い。
しょうがないから、私が夕食作りを担当。
いつものパスタだから別に面倒なことではない。
「車の乗り降りの度にケガをしていたら、これから毎日ケガだね。」
と軽口を言いながらソーセージを茹でたお湯を捨てようと、
鍋の取っ手を持ったらアルミの金具部分まで掴んでしまった。
しっかりと握った分だけ、しっかりと火傷した。
妻とは反対の左手人差し指。
妻はサウスポー。
だから二人とも利き腕でなかったのは幸い。
久々に火傷を負ったが、痛いものだ。
「その鍋、初めて使ったとき私も火傷した」と妻。
それだったら早く言ってよ、だ。
でも、これって鍋に問題あるの、
それとも使う私らに問題があるの。